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ワナビ坂

オレはようやくのぼりはじめたばかりだからな このはてしなく遠いワナビ坂をよ…

「もし腐ったお嬢様が武田信玄の幽霊と一緒に歴史SLGで天下統一を目指したら」の話

「小説家になろう」に連載していた「もし腐ったお嬢様が武田信玄の幽霊と一緒に歴史SLGで天下統一を目指したら」をどうにか完結させました。
それについてのお話を少々。

http://ncode.syosetu.com/n1294bv/

タイトル通り腐女子なお嬢様と武田信玄の幽霊が歴史ゲームで遊ぶという話なわけですが、やはり「信長の野望」あってこそのアイディアです。

 

 

2013年に「信長の野望・創造」の発売を知る
→おお、すごい絵が綺麗だ。覇王伝以来信長の野望やってないし久しぶりに遊びたい
→でも創造が発売する年末まで待ちきれない
→よし、シリーズ中でも評判がいい天翔記を創造までの繋ぎとしてやってみよう
→だが待て、一人で遊んでそれで終わりというのもなあ。ブログにプレイ日記でも書くか。いや、それもつまんないかな
→せっかくだから、小説仕立てでプレイ日記的なものを書けば面白いんじゃね?

…という流れで、ゲームをやる様子を小説にしてはどうか…と考えたのでした。「僕は友達が少ない」の、部室でギャルゲーをやる話が好きなので、あんな感じでやってみたらいいんじゃないかと思ったんですね。

 

僕は友達が少ない

僕は友達が少ない

 

 

となると、ゲームは淡々と進んでいくんだから、プレイヤーは強烈なキャラクターを用意しないと盛り上がらない。
せっかく歴史ゲームなんだから、ゲームに登場する大名の幽霊にやらせてみるか。「風林火山」が好きだし、武田信玄でいくか…。
でも幽霊がゲームを操作するのも変だし、実際に動かすもう一人のキャラクターが必要だ。片方がおっさんだから、女の子にすべきだろう…。

そこまでぼんやり考えたうえで、なにはなくともゲームを実際にやらなきゃ始まらないと思い天翔記を購入。ノートにゲームの進行状況を記録しつつ、じっくり一ヶ月かけてクリアしたのでした。

 

KOEI The Best 信長の野望 天翔記

KOEI The Best 信長の野望 天翔記

 

 

そこから女子高生がなぜ武田信玄の幽霊とゲームをすることになるのかという設定を練り、新田宵子というわりと強烈なキャラクターが生まれました。
宵子のモデルは、今思うと声優の上坂すみれさんかもしれません。お嬢様育ちで、若いのに昔のサブカルに妙に精通しているという点で。
上坂さん自身は腐女子でもないし日本史にも大して興味ないんですが、「げんしけん2代目」で彼女が演じた吉武は歴史好きの明るい腐女子なので、そこも混じってるかもですね。

 

 

そして「小説家になろう」に投稿をしたのですが、当初のタイトルは確か「もし歴史SLG初心者のお嬢様が武田信玄の幽霊と一緒に『信長の野望 天翔記』で天下統一を目指したら」だったと思います。クソ長いタイトルだな!
投稿すると、ものすごい勢いでポイントが入りました。6話あたりまでの段階で、今の10倍くらいだったと記憶してます。これには僕もびっくりですよ。歴史ランキングで1位にもなったし、テンション上がりました。

が、そううまくはいかないわけで。今思えばポイントがやたら入ってたのは「信長の野望」という実在のゲームがタイトルに入っていたことが大きかったのでしょう。そしてそれが最大の問題だったんですね。

二次創作に関する規約に引っ掛かるということで運営様に警告されたのでした。

最初に投稿する時の僕は二次創作の規定について深く考えておらず、ゲームのキャラと言っても全員歴史上の人物だし、問題ないんじゃない?程度の気持ちでした。
しかし、やはり実在のゲームの内容をもろに使うというのはまずかったようで、削除することになりました(今は納得してます)。

一応打ち切りっぽい最終回(確か7話だったような)を投稿してから削除したんですが、覚えてる人いるんですかねぇ…。

で、「もし歴史SLG初心者のお嬢様が武田信玄の幽霊と一緒に『信長の野望 天翔記』で天下統一を目指したら」を削除後、どうしようか悩みました。

あくまで「信長の野望」という実在のゲームにこだわるのなら、「小説家になろう」を離れてブログ等で掲載する。
「小説家になろう」へ再投稿するなら、「信長の野望」という実在のゲームではなく、それっぽい架空のゲームを遊ぶという内容にする。

どっちを取るか悩みましたが、結局は後者を選択し、改題して再投稿を始め、今度は打ち切りエンドを回避して連載することにしました。きっと「信長の野望」にこだわったほうが面白いんでしょうけど、なろうを離れて読んでくれる人がいるとも思えなかったので…。やっぱり、読んでくれる人あっての小説ですからね。
だから宵子と信玄公が遊んでいるのは「大戦国」という架空の歴史ゲームであり、決して「信長の野望」ではない。いいね?

そんなこんなで紆余曲折あったこのパロディまみれのお話も、一年半かけてついに完結です。
かなり気楽に書いてましたね。なんせ、先の展開をほとんど考えなくていいんです。すでにゲーム記録を残しており、大筋は決まっているんですから。
もっぱら、どこで区切るかとか、各話タイトルとか、パロディネタをどう仕込むかとかばかり考えてましたね。
こういうお話の作り方は、ニコ動におけるアイマス架空戦記や、TRPGのリプレイなんかに近いものがあるのかもしれません(TRPGやったことないのでテキトー言ってますが)。

しかし、どうすんだこのお話。今まで書いたお話は基本的に全部賞に応募してるんですけど、これは賞に出すという性質のもんじゃないぞ…。
でも、それがなろうではけっこう受けてるんだからなあ。わからないもんです、ホント。

(2015年4月追記)

とても受賞できるとは思えませんが、加筆のうえMFブックスの賞に応募してみました。なろうに掲載したままでOKなんで、出さなきゃ損な気がして…。どうだろうなあ。