ワナビ坂

オレはようやくのぼりはじめたばかりだからな このはてしなく遠いワナビ坂をよ…

「アイドルの中の人」の話

「小説家になろう」に声優×アイドル人格入れ替わり小説「アイドルの中の人」掲載中です。
もう賞に応募するつもりはありませんので、削除することは無いと思います。

http://ncode.syosetu.com/n0406cd/

 

発想の原点は、声優業界を舞台にした漫画やラノベは最近けっこう出てきているけど、「声優になること」を目的としたストーリーが多くて、「声優業界で生き残ることの大変さ」を描いた話はあまり無い…ということでした。

 

声優かっ! 第1巻 (花とゆめCOMICS)

声優かっ! 第1巻 (花とゆめCOMICS)

 
ボイス坂 〜あたし、たぶん声優向いてない〜 (集英社スーパーダッシュ文庫)

ボイス坂 〜あたし、たぶん声優向いてない〜 (集英社スーパーダッシュ文庫)

 

 

無いのだったら自分で書いてみるか、と思い立ったのがきっかけです。しかし僕はしょせん地方在住の声優オタクに過ぎず、取材なんかはしようがありません。真っ向からみっちり声優業界を描くのはラジオや本で得た知識だけでは不可能。

さてどうするか……と考えていたときに目にしたのが、AKB48の中に「アイドルマスター」が好きな娘がいるという何かのニュース記事でした。

 

 

 


そこから、オタク趣味なアイドルと、アイドルを演じた経験のある声優が入れ替わる話はどうだ?と考えたのです。
入れ替わりものは定番だし、それでいて芸能界ものと組み合わせたものは珍しそう。そしてこれなら、アイドル業界と声優業界の半分ずつを描けば済む。僕でもどうにか書けるのではないか、と。

そこからは、今までに読んだダブルヒロイン(女性主人公ふたり)の漫画を思い出しながら、キャラクターと物語を作って行きました。
特に山名沢湖先生の「つぶらら」の影響は大きい! アイドルものですしね。みんな「つぶらら」読みましょう!

 

つぶらら : 2 (アクションコミックス)

つぶらら : 2 (アクションコミックス)

 
大正ガールズ エクスプレス(1) (講談社コミックスキス)

大正ガールズ エクスプレス(1) (講談社コミックスキス)

 

 

しかし、アイドルの仕事はそれこそアイマスや多数のアイドルものを目にしてるからなんとなく書けそうだけど、声優事務所や声優のマネージャーの仕事まではさすがにちょっとよくわからない。
ここでいったん行き詰りましたが、救いの女神がいました。フリーで活動する儀武ゆう子さんをモデルにすれば、声優事務所やマネージャーを書く必要が無い! フリーになった理由なんかでドラマを作ることもできる!
青い花」「うみものがたり」以降、儀武さんを追いかけていて本当に良かったと思いましたね。青い花ラジオでの、本業声優ではない高部あいさんとのトークが超面白かったことも作品に影響していそうです、今考えると。

 

「青い花~Sweet Blue Radio~」ラジオCD

「青い花~Sweet Blue Radio~」ラジオCD

 
Precious Days

Precious Days

 

 

そしてどうにかこうにか「小説家になろう」に連載という形で書き上げ、まずはポニーキャニオンアニメ化大賞に応募するも落選。
友人からは女の子向け小説(コバルトとか)に修正して、そっちに応募したほうがいいのでは?とのアドバイスを受け、実際少女漫画を参考にしている部分はあるので悩みました。
ただライトノベルというジャンルはそれほど懐が狭くは無いだろう……と考え、「このライトノベルがすごい!」大賞に応募したのです。
2次選考は通過したし、アイマスだけじゃなくアイカツラブライブといったアイドルアニメが人気絶頂、さらに「アナと雪の女王」の大ヒットでダブルヒロインものも注目がこれから集まりそう。

 

アイカツ!1stシーズン Blu-ray BOX1

アイカツ!1stシーズン Blu-ray BOX1

 

 

これはイケる!…と思ったんですが、ダメでしたねえ。
このタイミングでダメなら本当にもうダメでしょうし、賞に応募しようという気は失せました。
今はただ、1人でも多くの方に読まれたら良いなあ、とだけ思っているところです。

(2015年4月追記)

「賞に応募しようという気は失せました」なんて書いてますが、こりずに某賞に応募してみました。ネット上から削除せずとも応募可と言われると、つい欲が出てしまうぞいや!

どちらの賞もダメでしたー

なろうコンも、このラノ大賞も、ダメでしたよ…ハハハ…。

はーあ。

このラノ大賞応募作の「アイドルの中の人」は再びなろうに投稿しました。数日かけて最後まで載せようと思いますので、よろしくお願いしますー。

http://ncode.syosetu.com/n0406cd/

 

2作品が同時に2次選考を通過してて鼻血出そう

「魔女の卓球部員」がエリュシオンライトノベルコンテスト(なろうコン)の2次選考を通過しております。
http://www.wtrpg9.com/novel/infome/045.html
パロディを隠そうとしないタイトルとポイントの低さが目を引いたのか、スコ速様で取り上げられましたよ。
http://scoopersokuhou.blog.fc2.com/blog-entry-1661.html
おかげで瞬間的にPVが激増、ポイントも10倍になりました。それでも他の2次通過作品の足元にも及びませんが!
で、4月24日の「小説家になろう」公式生放送で書籍化決定作品が発表されます。とりあえずタイムシフト予約はしましたが。当日半休取って全裸待機しようかしら…。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv174133043


そして、「このライトノベルがすごい!」大賞に応募している「アイドルの中の人」も2次選考を通過しました!
http://konorano.jp/
こちらは5月上旬には3次選考の結果がわかるようです。最終結果は夏に発表なんですが、3次選考通過の時点で書籍化はほぼ確定です。

つまり4月末からGWを挟んで5月10日ごろまでには、デビューできるかが決まっているわけです…ハアハア。
大雑把に計算してみると、「少なくともどちらかの賞でデビューできる確率」は約15分の7でした。けっこう現実味を帯びて来たなあ!

今はただ、震えて待つのみであります…。

評価コメントいただきました

このラノ文庫大賞サイトに1次選考を通過している「アイドルの中の人」の評価コメントが載りました。
http://konorano.jp/
うおお、かなり褒められてるし、ほぼラジオで仕入れた知識と妄想で形作られている声優ネタが「生々しい」と書かれてる…。やっぱり嬉しい。
と、テンションが上がったところで他の作品の評価コメントを見ると…僕よりずっと褒められてるやないかーい! 僕も「素晴らしい」とか「面白い」とか言われたい!
ああー2次選考はどうなるのか心配でしょうがないです。選考者はたぶん1次と違う人が行うと思うので、1次での評価がそのまま反映されるわけではないんでしょうけどねー。
そして、わかってはいましたが学園ものやバトル、ファンタジーが多い中でのアラサー女性主人公は浮いてる感あるなあ。良い方向に作用すればいいけど、カテゴリーエラー扱いされないか不安で不安で、もう。
でもまあ今更どうあがいてもまな板の上の鯉ですから、震えて待とうと思います。おそらく3月末には2次選考の結果が発表されるはず。エリュシオンライトノベルコンテストの2次選考も同時期なので、結果によっては僕のテンションがえらいことになりそうです…。

2作品が同時に1次選考通過しております

「魔女の卓球部員」がエリュシオンライトノベルコンテスト(通称なろうコン)の1次選考を通過しましたー!

http://www.wtrpg9.com/novel/infome/043.html

さらに「アイドルの中の人」が「このライトベルがすごい!」大賞の1次選考を通過しています!

http://konorano.jp/

ワナビ生活を始めてから最高にテンション上がってますよ。
どっちの賞も宝島社というかこのラノ文庫が絡んでるので、なんか一方的に縁を感じてます。
魔法少女育成計画」は一番好きなラノベですし、デビューしたいなあ。

とりあえずは、2次選考の結果を待つのみであります。

 

魔法少女育成計画 (このライトノベルがすごい! 文庫)

魔法少女育成計画 (このライトノベルがすごい! 文庫)

 

 

自分用メモ2

次回作のイメージがぼんやり浮かんできたので参考にしたい作品を自分用メモ。

武田信玄 風の巻 (文春文庫)

武田信玄 風の巻 (文春文庫)

ステキな金縛り スタンダード・エディション [DVD]

ステキな金縛り スタンダード・エディション [DVD]

バビロンまで何マイル? (白泉社文庫)

バビロンまで何マイル? (白泉社文庫)

中国の壷 (白泉社文庫)

中国の壷 (白泉社文庫)

青い花 1巻 (F×COMICS)

青い花 1巻 (F×COMICS)

恋だの愛だの 第1巻 (花とゆめCOMICS)

恋だの愛だの 第1巻 (花とゆめCOMICS)

神のみぞ知るセカイ 1 (少年サンデーコミックス)

神のみぞ知るセカイ 1 (少年サンデーコミックス)

 

自分なりにライトノベルでスポーツを描く挑戦としての「まじょたく!」

自分語りみたいになりますが、「まじょたく!」について書きたいと思います。

 

まず、まじょたくを書く前に児童文学で少年サッカーものを書いたことがあったのです。自分でもかなり気に入っていたのですが、児童文学の賞に応募しても結果は散々でした。
じゃあ児童文学は離れてみて、1度はラノベを書いてみるか。いや、しかしラノベと言えばラブコメかバトルかファンタジーかSFだろう。どれも書く自信ない…と尻込みしていたところに飛び込んできたニュースが、
ロウきゅーぶ!」が電撃大賞を受賞したことでした。

ロウきゅーぶ! (電撃文庫)

ロウきゅーぶ! (電撃文庫)

ライトノベルでスポーツを書いていいんだ!と、目からウロコがぼろぼろ落ちる思いでしたね。
真っ向からスポーツを描いた作品は漫画でも小説でも傑作が数多くあるけれど、その手の作品はわざわざライトノベルで書く必要が無い。
テニプリとかアストロ球団みたいな、バトル漫画に近いスポーツものは、少年漫画でやればいい。
スポーツを題材にしつつ恋愛や人間関係の機微を中心に描く話は、少女漫画でやればいい。
部活なんかを舞台にして日常をまったり描くような話は、萌え4コマでやればいい。
その点「ロウきゅーぶ!」はバスケをしっかり描きつつ、ハーレム要素や育成ゲーム的要素を取り入れ、ライトノベルである意味が非常に大きい作品だと思います。

 

さてスポーツもののライトノベルを書いてみようという気持ちが湧いてきたものの、書けそうな競技は野球かサッカーくらいしかない。ロウきゅーぶ!の真似をしてハーレム的な話を書くのも気が乗らない。どうしたものか…。
そんなことを考えていた時に降ってきたのが「魔女の卓球部員」というフレーズ。

魔女の宅急便 [DVD]

魔女の宅急便 [DVD]

同時に、卓球のラケットを振り回す魔女っ子のイメージも脳裏に浮かび、これイケるんじゃないか?という気になったのでした。
本格的に卓球をやるだけでなく、魔女っ子要素を入れればラノベでやる意味はある。もともと魔女っ子ものはけっこう好きだし、卓球も少しならわかる。「魔女の卓球部員」で検索しても、パロディネタとして多くの人が口走ってはいるものの、ガチで小説にしている人はいない。これはやるしかない! 
ただ問題が2つ。
まず魔女っ子が卓球をやるという無茶苦茶な設定をどうするか。これは自分の中ですぐに解決されました。
「おまかせ精霊」「ノロマジョ」「GS美神」「町でうわさの天狗の子」のように、基本的に現代日本なんだけれどファンタジー・オカルト要素が社会的にゆる~く受け入れられているような世界観なら問題ないはず。僕自身がそういう作品が好きなこともあります。

GS美神極楽大作戦!! 01 (少年サンデーコミックスワイド版)

GS美神極楽大作戦!! 01 (少年サンデーコミックスワイド版)

町でうわさの天狗の子 1 (フラワーコミックスアルファ)

町でうわさの天狗の子 1 (フラワーコミックスアルファ)

そしてもう1つの問題が、スポーツをどのように描くかということでした。つまり、荒唐無稽に描くか、それともリアルに描くか。
まあまじょたくに関しては、そもそも魔女が出てくる時点で荒唐無稽になるのは必然なので、リアル卓球的な部分をどこまで入れるかというバランスの問題であります。
ここで大変参考になったのが「史上最強の弟子ケンイチ」でした。

史上最強の弟子ケンイチ (1) (少年サンデーコミックス)

史上最強の弟子ケンイチ (1) (少年サンデーコミックス)


史上最強の弟子ケンイチ」では、強さのレベルが2つあるのです。主人公・ケンイチは梁山泊の達人から様々な武術を伝授されて強くなっていくわけでありますが、その強さはあくまで平均的な少年漫画レベル。対してケンイチの師匠たち達人級になると、戦車をぶち壊したり水の上を走ったり、もはや強すぎてギャグ漫画の域に達しているレベル。双方のレベルの戦いが交互に、ときには同時に描かれることで、他のバトル漫画には無い面白さがあります。
まじょたくでも、こういう描き方をすればいいのではないか。魔法卓球とリアル卓球、2つのレベルを描けばいい…と考えるようになりました。
そこから、魔法でなんでもできてしまうけど運動神経はまるでない魔女っ子と、彼女に指導することになる卓球少年、というキャラクターにも自然に繋がっていったのです。

 

と、ライトノベルにスポーツは向かないと言われる中、自分なりにがんばって挑戦してみたんですけどねー。発想は悪くないと思うんですけどねー。